『今週、美術館に行きませんか?』
ある日、生徒さん達のLINEが一斉に鳴り響いた。
講師から指定された日付はまだ中学校の終業式前、その上3日後という急なもの。
丁寧なお断りの返信が続々と届けられ『お返事は行ける人だけで結構です♡と書いておくべきだった…』などと講師がしばらく反省していた12時間ほど経った頃、奇跡的にも「行きます」と言ってくれる3名の同行が決まったのであった。心底ホッとした講師。今度はもう少し早く誘います、と心に誓ったとかどうとか。
美術館へ行ってきました!
突然の呼び出しにも関わらず集まってくださった皆様に改めてお礼申し上げます。感染症対策で少人数の慣行とさせていただいた春のお出かけ行事となりました。
お邪魔したのはこちらの展覧会…
鳥海修 ” もじのうみ ” 水のような、空気のような活字
京都dddギャラリー<website>
私たちの日常生活において欠かせない「書体」がいかに制作され、普段目にするインフラとしての活字となっていくのか、デザインする過程で生まれたスケッチや試行錯誤の痕跡、下書き、仕上がった原字、実社会での使用例などを通して、これまでの(氏の)仕事の展覧を試みます。 ~もじのうみ広報サイトより引用~
漫画とは切っても切れない【活字】…今ご覧いただいているまさにこの文字であり書体・フォントのことです。自分たちが使用する活字・書体・フォントがどのように作られているのか?を知っていただく機会にと思い観覧に伺いました。
フォントと言うと個人的には最近、広報物のチラシやHPで使用する画像などで考える機会が多いのですが、数あるフォントの中からたったひとつを選ぶのにものすごく悩むのが常です。
ブログを書く時、書類を作る時、チラシを作る時、名刺を作る時、本の装丁を決める時、漫画の文字を打ち込む時…
とにかく膨大な時間を一緒に過ごしている活字・書体・フォントのことを改めて考えることができた良い時間でした。
異なる教室の生徒さんと交流できる機会に
お喋り好きはお茶会が本番です(笑)
観覧後は近くのカフェで感想&交流お茶会♬
普段は異なる教室で学んでいるメンバーが集まったので自己紹介や各自の作品についてお話できる機会となりました。教室でご用意している”交流ノート”に皆さん参加していた為「あの人か!」となる場面も。
作品作りの目的もジャンルも異なり、年齢や境遇もそれぞれ違う者同士が縁あって出会い会話できることで、皆さん様々に刺激をもらっている様子でした。
新しい人やモノに出会うことで
作る作品の世界も広がっていく
新しい世界に触れるって素晴らしいことです。こんな風に皆さんの世界を広げていくお手伝いができることを心から嬉しく思います。
今後もこのようなおでかけ行事ができるよう計画して参りますので(次からは余裕を持ってお知らせします~!)ぜひご参加していただければ嬉しいです!
以上【教室レポート】おでかけギャラリー”鳥海修 もじのうみ”展in京都太秦 2022年3月17日編でした!